デジタルマーケティング実践の第一歩

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デジタルマーケティング実践の
第一歩

こんにちは、事務所代表の鈴木です。

今回は「デジタルマーケティング実践の一歩目」について案内したいと思います。
前回のBlogで、効果の高いHPとするためには経営者と従業員が一体となって以下を実施することをお勧めしました。

Step1:自社の強みを5つ見つける
Step2:強みが刺さるユーザー像を想定する
Step3:ユーザーの課題を想定したコンテンツを定期的に発信する

本日は「Step1:自社の強みを5つ見つける」部分について、みなさまが自社で実践できるように紹介します。

1.目的の共有と意識合わせ

・目的の説明:経営者から「なぜ今、強みを明確にする必要があるのか」を全体へ
 説明する。
・デジタルマーケティングの全体像とその中での自社の立ち位置を共有する
・ゴールの説明:「お客様に選ばれる理由を明確にし、それを実際の営業活動だけ
 ではなく、自社のHPやSNSを活用して効果的に発信するため」であると説明する

2.「強み」の洗い出しワークショップ

「強み」こそが自社の武器の源泉となり、差別化の要素となるため重要です!
思い入れで構いませんので、「商品・サービスの自慢大会」をしてみてください。
20~30個の意見を目標に行ってください。

・参加者の選定:営業、など異なる部署から幅広くメンバーを集める
 (5~10人程度)
・ワークショップ:ポストイットを使用して意見を書き出す
・意見が出なかったら:お客様からよく言われる「良い点」
   競合と比較して優れていると思う点
   開発の背景、技術の優位性、品質の高さ
   自分たちが誇りに思うこと、大切にしている価値観

Point①
ワークショップを実施すると、
「自社の商品・サービスはどこでも販売されているので、強みがみあたらない」という意見が出てきます。
しかし、お客様はなぜ自社から購入してくれているのでしょうか?今まで褒められた点について、掘り下げてみてください。

Point②
今の時代、モノや情報が溢れかえっていて自社だけの商品・サービスは滅多にありません。競合他社より少しでも上の事柄があれば自社の強みとして列挙していきましよう。
出てきた「強みの掛け合わせ」で差別化することを目指しましょう。

3.グルーピングと分類

出てきた意見をグルーピングして、下記カテゴリも参考に分類する
・製品・サービスの質
・対応力・スピード
・顧客関係
・歴史・地域とのつながり
・独自技術や資格 など

4.「選ばれる理由」を言語化

・各グループの中からさらに「これが私たちの強みだ」と言えるものを選定し、
 簡潔なフレーズにまとめる
 (例:「安心のスピード対応、地域密着No.1」など)
・外部の意見を取り入れるため、常連顧客にヒアリングしてみるのも有効です

5.最後に

今回のBlog「自社の強みを5つ見つける」のポイントはみんなでワークショップを行い「強み」を集めることです。

最初のうちはなかなか意見が出てこないことも想定されます。
当事務所ではワークショップのファシリテーションも承っていますのでお声がけください。

次回は、「Step2:強みが刺さるユーザー像を想定する」について解説します。

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